Design Concept

「安全で快適な空間を持つ住宅を、割安なコストで実現したい。」

これは、建て主、設計者、共通の願いです。
ではどのようにすれば、それが実現できるのでしょうか?
その答えを、私たちの設計に対する考え方として、3つの設計理念にまとめています。

・単純(Simple) 主題をしぼり込んだ単純な形を構成する

断熱材や窓ガラスや空調機器、どこにお金をかけるのがもっとも投資効率がよいか? 突き詰めて考えていくとおのずと形はシンプルな方向に向い、コストを抑えることにつながります。
設備機器、素材、環境性能、法規、構造・・・複雑に絡み合ったさまざまな設計要素を、シンプルな構成、最適なバランスに整える総合力。それが1つめのポイントです。
無駄なもの、不要なもの、装飾的なものを省いた単純な形で建築を構成することが重要です。

・自然(Natural) 自然を巧みに取り入れた快適な空間を構成する

快適な室内環境を実現するには、自然環境を取り込んだり遮断したりします。2つの相反する条件での設計が必要。それが2つめのポイントです。
日本の風土は「開く」が基本。敷地・周辺環境を最大限に生かし、光、風、緑を取り込む設計を行います。敷地条件の悪い場所でも、中庭やトップライトを使うなどして、プライバシーを守りながら自然を取り込むことが充分可能です。自然環境を生かすことで、日々の生活を快適に過ごせます。

・柔軟(Flexible) 経年変化に柔軟に対応する自由度の高い空間を構成する

住宅は一生の買い物、10年20年・・・いつまでも魅力を失わない建物でありたい。
家族構成やライフスタイルは、時間とともに変化していきます。空間は、その変化に柔軟に対応できること。それが3つめのポイントです。
時間による可変性を考えた設計をおこなうと、間取りは自由度の高い大きな空間を有することになります。それは遠い将来まで陳腐化しない『普遍性を有する住宅建築』になってくれるでしょう。